政府の緊急事態宣言解除の方針を受け、群馬県の山本知事は臨時の記者会見を開きました。県は、10月7日まで県独自の警戒度を4のままとして不要不急の外出自粛などを要請すると発表しました。
県によると直近1週間の感染状況は、ピーク時の10分の1まで減少し病床稼働率は警戒度2の水準まで低下している一方、重症者数の減少が鈍く医療提供体制に負担がかかっているとして感染のリバウンドを懸念しています。
具体的な要請内容です。県民には、10月7日までの1周間、不要不急の外出自粛、県外との不要不急の往来自粛を要請します。酒類を提供する飲食店やカラオケ店など飲食店などには、午後8時までの時短要請を行います。酒類の提供は午後7時までとなります。
なお、県が独自に行う「ストップコロナ!対策認定店」は、接待を伴う飲食店を除いて午後8時以降の営業と酒類の提供が可能です。
県は10月からの1週間でしっかりと感染のリバウンドを防ぎその後の経済活動の再開につなげたい考えです。10月中旬からは、群馬県版ワクチンパスを活用した愛郷ぐんまプロジェクトやGoToイートキャンペーンの実施を目指しています。